1.根岸自治会の歴史
1)海底のそこであった根岸地区が縄文時代後期(約2,200年前)に陸地とな
り、4世紀頃から稲作が始まりました。
2)徳川家康が豊臣秀吉から1590年に関東に転封を命じられ以降に中山道はじ
め五街道が開かれました。
中山道の入口の坂あたりに焼米を売る店が並び名物となり、「焼米坂」といわ
れるようになりました。
南浦小学校に直結する立体歩道橋の下に焼米坂の石碑があります。
3)8代将軍徳川吉宗の命により井沢弥惣兵衛為永が、1728年に利根川から水
を引き約80Kmに及ぶ見沼代用水を半年間で完成させました。
この代用水によりさいたま市に約1,200ヘクタールの新田が出来ました。
1840年の根岸の人口は約299人、家屋62軒、石高は437石(1石
=150Kg=1両=10万円)でした。
米、大麦、小麦、大豆、小豆などを作っていました(*1ヘクタール≒1町歩
≒100m×100m)。
4)六辻地区の発展
①1889年(明治22年)根岸、別所、白幡、辻、沼影、文蔵の6つの村が合
併して一番広かった辻村を残して六辻村が誕生しました(田圃214ヘクター
ル、畑196ヘクタール)。
②1938年(昭和13年) 六辻町と改称
③1942年(昭和17年) 浦和市に合併
④2001年(平成13年) さいたま市に合併(2005年(平成17
年)に岩槻市を編入)
5)南浦和小学校の歴史
①1875年(明治7年) 和幸院に辻学校が開校
②1886年(明治19年) 医王院に移転し白幡学校と改称
③1889年(明治22年) 六辻村立睦和学校と改称
④1903年(明治36年) 南浦和小学校の現在地に校舎を新築し移転
⑤1908年(明治41年) 六辻尋常小学校と改称
⑥1957年(昭和32年) 南浦和小学校と改称
6)その他
①1934年(昭和9年) 別所小学校が南浦和小学校の分校として開校
②1968年(昭和43年) 辻小学校が南浦和小学校の分校として開校
③1972年(昭和47年) 文蔵小学校が南浦和小学校の分校として開校
④1977年(昭和52年) 大里小学校が別所小学校の分校として開校
⑤1923年(大正12年) 関東大震災死者数:関東105,385人、
埼玉県343人、根岸村22名
⑥1945年(昭和22年) 第二次世界大戦死者数 世界:軍人約
3,000万人、民間人約5,500万人、
日本:軍人約200万人、民間人約100万
人 根岸村:軍人24人
7)インフラ整備
①1934年(昭和9年) 国道17号開通
②1961年(昭和36年) 京浜東北線 南浦和駅開設
③1973年(昭和48年) 武蔵野線南浦和駅開設
④1985年(昭和60年) 埼京線武蔵浦和駅開設
⑤1992年(昭和67年) 東京外環道路が東北自動車道、常磐自動車道
と接続する。
⑥1994年(昭和69年) 東京外環道路が関越自動車道と接続する。
⑦2015年(平成27年) 新宿湘南ライン、上野東京ラインが浦和駅に乗り入れする。
2.自治会の目的
根岸自治会は昭和25年4月に結成されました。現在、根岸自治会はさいたま市
南区根岸1~5丁目、神明1~2丁目の2,560世帯で構成され、それを6区に
分けさらに264組に分割し組織されております。
自治会は会員が負担する会費や自治体からの補助金によって各行事や活動を運営
し、「自助、共助、公助、近所」を合言葉に会員相互の親睦を深め、「安全、安
心、明るい」挨拶がある住み良いまちづくりを目指しております。
また単身高齢者の孤立化が進んでおり、地域の結びつきが益々大切になります。
3.自治会の活動
各区長、総務部、防災部、防犯部、環境衛生部、文化部、福祉部、女性部が主体
となり各事業活動を行っております。
これらの事業を通し住民がお互いに知り合うことは、成人及び高齢者、障がい
者、子供等の日常生活を相互に協力によって豊かにしていくことはもちろん、近々
に予想される関東直下型地震、南海トラフト地震の大災害時の緊急連絡、所在安否
確認、避難誘導等の隣人や地域の助け合い活動に不可欠といわれております。
4.主な事業活動 *詳細は「各部の取り組み」をご覧ください
1)行政とのパイプ役(広報配布、意見交換会、選挙立会人、国勢調査協力)
2)福祉(青少年育成会サポート、高齢者見守り)
3)交流(ラジオ体操、お祭り、盆踊り、旅行その他イベント)
4)環境美化(掃除、ゴミ集積所管理)
5)安心・安全(防災訓練、街灯チェック、防犯パトロール)
5.年間行事
開催月 | 事 業 内 容 | 関係者/場所 |
4月 | 自治会定期総会 | 根岸公会堂 |
ラジオ体操(毎週土曜日) | ↑ | |
街路灯点灯チェック1回目 | 根岸・神明全域 | |
防犯パトロール2回/月実施(第1火曜日、第3土曜日) | ↑ | |
5月 | 赤十字募金運動 | 募金委員 |
ゴミゼロキャンペーン清掃活動 | 根岸・神明全域 | |
7月 | 根岸神明社夏祭り(根岸自治会、根岸3丁目自治会、神明自治会、共有地会) | ↑ |
浦和祭り神輿パレード(根岸自治会、根岸3丁目自治会、神明自治会、共有地会) | 浦和駅中山道 | |
強化月間統一防犯パトロール1回目 | 根岸・神明全域 | |
8月 | 盆踊り | 文化センター北側公園 |
避難場所設置運営訓練 | 文化センター・南小 | |
9月 | お月見会(根岸・辻・白幡) | 六辻公民館 |
街路灯点灯チェック2回目 | 根岸・神明全域 | |
敬老者祝い品を各家庭に配布 | ↑ | |
11月 | ふるさとふれあいフェアー参加 | 浦和競馬場 |
街灯設置消火器の実態調査と外観点検実施 | 根岸・神明全域 | |
自主防災訓練実施(79名参加) | 根岸公会堂 | |
親睦バス旅行(128名参加) | マザー牧場 | |
12月 | 強化月間統一防犯パトロール2回目 | 根岸・神明全域 |
赤い羽根共同募金運動 | ↑ | |
歳末助け合い運動 | ↑ | |
高齢者見守り事業シクラメン鉢配布 | ↑ | |
ふれあい会食開催(113名参加) | 根岸公会堂 | |
1月 | 環境衛生部県外研修の実施(31名参加) | 首都圏外郭放水路他 |
2月 | 根岸神明社節分祭(根岸3丁目自治会、神明自治会、共有地会) | 根岸神明社 |
3月 | 南浦和アートフェスタ2016 | 文化センター |
6.組織表
7.各部の取り組み
1)区長業務
①自治会の会費の集金業務の遂行する。
②南区役所、自治会などのポスターの掲示、回覧の配布する。
③庶務、広報活動、対外活動を推進する。
④会員との相談窓口となり、コミュニケーションを図る。
2)総務部
①定期総会及び理事会の開催を決定する。
②募金委員会の運営をする(赤い羽根募金、歳末助け合い募金等)。
③庶務、広報活動、対外活動を推進する。
④どの部にも属さない事業に対応、及び各部のサポートを行う。
3)防災部
①防災資器材の充実を図る。
②南区主催自主防災組織の充実を図る。
③さいたま市主催避難場所設置運営訓練を行う。
④自主防災訓練を実施する。
4)防犯部
①防犯パトロールを毎月第1火曜日、第3土曜日(年間22回)に実施する。
*南区防犯パトロール強化月間統一行動、浦和警察署主催県下一斉警戒パトロール
含む
②自治会内街路灯の点検を年間2回実施する(4月、9月)。
③節分祭、盆踊り大会などイベント時の交通整理及び駐輪場整理を行う。
④出前講座を主催する(防犯のまちづくり、埼玉県民生活部防犯・交通安全課共催)。
5)環境衛生部
①ゴミゼロキャンペーン清掃活動を実施する。
②県外研修を実施する(例、首都圏外郭放水路見学等)。
③ゴミ収集場所の新設、変更廃止の申請を行う。
④不法投棄を処理する(テレビ、自転車、ソファー等)。
6)文化部
①親睦バス旅行を実施する。
7)福祉部
①毎週土曜日のラジオ体操を主催する。
②敬老者祝い品贈呈事業を実施する。
③ふれあい会食を開催する。
8)女性部
①盆踊りを開催する。
②下記行事の食事の準備をする。
❶節分祭(2月)
❷神輿蔵出し(7月)
❸宵宮舞台作り(7月)
❹宵宮(7月)
❺本祭り(7月)
❻舞台解体(7月)
❼浦和パレード神輿渡御(7月)
❽神輿納め(7月)
❾盆踊り櫓作り、解体(8月)
❿盆踊り(8月)
9)広報室
①ホームページの維持管理及びブログの更新
②出前講座開催(年2回 3月、10月予定)
③自治会会報 (年4回 春・夏・秋・冬号予定)
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