8月17日 13~17時 医王寺 施餓鬼会
毎年近隣のお寺のご住職をおよびして、ドラや大太鼓が鳴り響き、香をもんもんと焚き上げ、盛大に行られる施餓鬼会もコロナ禍の影響で、内々だけのこじんまりしたものとなった。
ご住職(88歳)が体調を崩されて、我家の盆法要にも施餓鬼会にもご出席されず、施餓鬼会の最後に白装束に杖をつき現れ、「息子、孫がしっかり後をついてくれる、よろしく頼みます」のご挨拶には感涙した。
清濁併せ吞む怪僧であった。父が早逝したので父のように慕った。色々相談にものっていただいた(2人で大酒も飲んだ)。過去の後悔には、「これからが、これまでを決める」というお言葉を頂き、自分が理不尽、不条理であると思ってきたことが、今の自分に大きな意味があることを悟り、目から鱗であった。今だに解けない課題は、「悟りとはメザシの頭、その心は」である。
最後に、「また飲もうな」と弱々しく声を掛けて頂き、また涙。
「損をする生き方をしろ!」とか頂いた多くの言葉を反芻して、お寺に合掌。